『RIKUOのスペシャル忘年会!2008』@martha

朝から郵便局に行ったり、昼からは車でキタをウロウロしたりして、行ってきました土佐堀はmartha。
うわさに名高いリクオさんの「忘年会」ライブ。いつもだったら余裕で10番以内で入れる開場30分前に着いてみると、すでに列が!!慌てて並びました。
そして場内で告知される事実…リクオさん、体調不良のため声が出ないとのこと…、ちょっと残念。はたしてどうなるのだろうかと心配していると、少しおしで登場するリクオさん。
今日の体調について説明したあと乾杯、そして呼び込まれるオープニングアクト杉瀬陽子。初めて声を聴いたんすが、すごい空気を持った女性でした。弱音から強い音まで滑らかにコントロールされたその声は、聴き取りやすく、そして浮遊感と地に足が着いた力強さを同時に感じさせる素晴らしいものでした。そしてMCでのはにかみとのギャップもこれまた良かった!!ゲストの酒井ヒロキ(G)との息もあっていて素晴らしい時間でした。
続いてのリクオさんのライブは「74才のつもりでやるので、そういう風に聴いて下さい」と前置きをして始まりました。
選曲はあきらかにミディアム〜スローで、声を張らないような曲を中心に。それでもまだ前半は頑張っておられたんすが、中盤、「声が出ないから質問を受けつけます」と事前に配られた用紙から話題を拾ってのトークはあきらかに頑張りすぎ。ってか喋り過ぎたんとちゃうかな〜って心配になりました。
中盤で呼び込まれたゲストは、なんとリクオさんの師匠である有山じゅんじ氏!そういえば生で見るの初めてかも!!とか思いながら見ていると、喋りながらいつの間にかセッションが始まるといった感じの至ってリラックスしたムード。それまで「オレ様」であったリクオさんが、いつの間にやら弟子らしくなる感じもいとおかし。さらにはリクオさんの声を気遣っていたのが、興が乗ってきたって感じでセッションを楽しんでいた有山さんも良かったなぁ…手震えてはったけど(^^;
有山さんがソロをやって、いったん出た後のリクオさんは、もう疲労困憊といった感じでしたが、新曲を歌った後の「アイノウタ」では客の助けも借りつつ、いつものテンションを彷彿とさせるがんばりも見せておられました。
アンコールで再び有山さんが入ってこられて2曲。最後の曲良かったなぁ。
と言うわけで今年最後のmarthaは本当に楽しかったっす。