100km達成

一昨日のそして先々週のリベンジ、 R168を走ろう!!そして今日こそ100kmを走ろう!!ということで、10:30頃、未来号にまたがって出発したのでした。

淀川から枚方市

先々週の木津行、そして一昨日も走った淀川を遡るルート、今日はそれほど風もなく、ゆっくりと堤防上を走っておりました。と、黄色と赤(橙?)のロードに乗った男女を仁和寺大橋を過ぎたあたりで見かけたり、ドッグランが開催されていたり…。好天の休日と言うことで人通りも多かったので、ゆるりと流していくと、ほどなく天野川。
ココで枚方市駅の方に切り込んで、京阪の支線脇から府道20号線に入り、R168の入り口R1天の川交差点にたどり着く。

R168磐船峡越え

ここいらで風を感じ始めるも、走るのには支障はない。
ゆっくり交野市を流す。砂子が「すだこ」とか「スタコ」とか読むあたり、交野市は侮れません。
すぐにちょっとした坂があり、私市からくろんど池や星田園地方面へ上るハイキング道横を走るルートに出ました。くろんど池と言えばカブスカウトのハイキングで行ったなぁとか思いつつ黙々と空気のひんやりとした林間の国道を走る。

横のハイキング道は結構上っているようなのですが、国道は意外に平坦だなぁ…なんて思っていた矢先、登り道。ヘアピンのど真ん中で一度目の休憩。

ローディーさんがすごい勢いで駆け下りていきます。気を取り直して登ると隧道があり、その向こうにはトンネルがあり、そこでいったん平坦になっておりました。
新しいトンネルには入らず、間違ってゴルフ場の方に登ったり降りたりした後、天の川のトンネル横の坂を登っていくと、巨石に囲まれた神社にたどり着きました。ここが天孫族(にして物部氏の祖先神)饒速日尊(にぎはやひのみこと)が天磐船(あめのいわふね)で天下り(畿内入り)した場所なんすね(うろおぼえ…どうでもいいけど括弧が多くて読みにくい)。
ここからR163との交点、北田原大橋交差点まではほぼ平坦な道。「あれ、くだらないの!?」とか思っていたんすよね。

木津へと

さて北田原大橋の交差点で考えます。
「このままR168を進んで、南河内から北河内に戻ろうか、R163を右に折れて清滝を登ろうか、それともR163を右に折れて木津へ向かおうか…」と。信号が赤に変わる前に「木津CRで帰ろう!」と決めました。1/29のリベンジっす。
走り始めてすぐに1/29日の日記でふたまパパさんがくださったコメントの意味がわかりました。
どんどん暮れていく夕刻、木津から清滝に至る道は「だらだらと続くアップダウン、そしてたまに急坂」位のイメージたったんすが、この道を反対向きに行ってわかったのは「ちょっとしたアップダウン、たまに急な下り、そしてひたすら下り」というハイスピードコースだと言うこと。逆に返せば恐ろしい道だと言うこと(^^;
特に奈良から京都に至る区間は恐ろしくスピードが出ました。オートバイに乗らないwacにとって顔の皮が風圧で後ろに引っ張られるなんて現象は初体験でしたよ。

途中サンクスでおにぎりとハム&エッグドッグで昼食。Edyが使えるのが嬉しいっす。
財布を背面ポケットに入れていたりするツーリング時、おさいふケータイは本当に便利だと思いました。このサンクスには荷物を満載したフラットバーとドロップハンドルのツーリングコンビがいたり、他にもバイクの人が外で飯を食っていたりしました。良い立地だなぁ。

昼食を終えてさらに下る、R163でかなり平均時速を稼げたなぁ。
R163が右に折れるところをそのまま直進、木津川CRに向かいました。

木津川CR

さて木津川CRの起点で計算すると、このまま帰っても80km強にしかならない感じ。まぁ考えないことにしてサンクスで買っていたevianにVAAMを混ぜ込んでひと飲みして走り出す。
さて今日の木津川CR、ハイカーや散歩してる人やママチャリで移動している人を全部足してもかなわないんじゃないか!?ってくらいにローディーさんやMTB乗り、ヘルメッター率が高い。特に対向で来る人は本当に多い。また、横風が強くなってきて自転車があおられる。西からの風だけど考えないことにして先に進む。

途中の公園で、サンクスにいたツーリングコンビが休んでいた。こちらが近鉄京都線をくぐった先で梅の写真を撮っていると再び抜いていく。


さらに赤・青・黄のジャージを着た3人のローディーさんが抜いていったところでこちらも走り出す。と、青ジャージさんが猛然とスパート。赤黄さんはまったり流している。抜いて良いものか悩みつつしばらく後ろについていたんすが、一礼して先に行かせてもらう。

またもやツーリングコンビを抜き、流れ橋を過ぎたあたりで再び赤黄さんに抜き去られる。
そのまま二人の後ろ姿を追いかけながらいくと木津川桂川の合流点に着く。

葦原を渡る風 -樟葉から枚方

八幡の合流点御幸橋で大休止。

ボトルを飲み干し走り出す。すごい向かい風だ。
体はすでに冷え切っていたものの、足をとにかく回すと葦原の中へ突入する。こちらは木津川CRと違って散歩している人がとても多い。ママチャリの人々も向かい風には閉口しているようで方々で停まっている。彼らを抜きながら見通しのきかない背の高い葦原の中を進むと、何とか天野川の合流点にたどり着いた。

ここで一旦枚方市街に入りファミマで補給。結局ここでも大休止。
やっぱり今日も80km台か…。

逆風

再び淀川の北河内CRに戻ると逆風と戦い続ける。っていうか負けっぱなしなんすが。ドッグランは15時過ぎでもまだやっていました。
鳥飼仁和寺大橋をくぐり、独特の形をした鳥飼大橋横のモノレールの橋が見えたときにはかなりホッとしました。ここで80km台…。
未来號を寝かせてしばしストレッチしながらどうしようか考えていると、GIANTの小柄なロードに乗ったおっちゃんが停まって話しかけてきた。「そのハンドル別注!?」(「取り寄せて自分でつけたんすよ」)「風強くてかなわんなぁ」(「ねえ!」)「長いこと乗ってはるんやろ!?」(「いや1年半くらいっすよ」)「この「バチン」ってやつ(SIDIのシューズとビンディングペダル)最近つけたんやけど、なかなか慣れんなぁ」(「慣れるまで大変っすよねぇ、立ちゴケしたりしませんでした!?」)等々、自転車の話しをしたくてウズウズしている様子でした。

こちらはここで覚悟を決めました。「100kmいこう!!」と。
未来號の横にGIANTを寝かせたおっちゃんに一礼して、鳥飼大橋を渡りました。目指すは勝手知ったる「なにわ自転車道」です。

なにわ自転車道

神崎川沿いのなにわ自転車道、川の規模が違うだけでかなり逆風がましに感じられ、巡航速度も20km前後だった淀川沿いから3〜5kmほど上がりました。が、しんどくないわけではありません。いくらこいでも体は暖まらないし…。

吹田を過ぎ、市街に入るポイントを思案する。
淀川のCRを戻れば追い風に乗れるからかなり楽になるはずだ…とそれだけを頼りに距離を伸ばす。結局阪急の三国駅を過ぎたところで堤防に上がり小休止。もうすでに95kmを超しているので100km達成は確実になっているんすが、もう体に燃えるモノがない感じで、風が抜ける抜ける。

100km!!

ここからR176に入りすぐに細い道をウネウネと走り、新御堂筋をくぐって淀川の河川敷に出る。ここですでに98km、あとはサイコンを見ながらカウントダウン。

100km達成は梅田の対岸。

ちょこっと写真を撮ってすぐに走り出す。


家に着く頃には疲労困憊体冷え冷えでした。

DST: 108.5km
RT: 4h50m27s
AS: 22.4km/h
MS: 53.3km/h

なお体重は一昨日から-3kg、体脂肪率も-1%。
この肥えさらばえた体には過酷だったことがよくわかります…。
しっかりケアしなきゃ体壊すなぁ。