斎藤誠讃

ボクが自分の在籍したバンドで、ギタリストとしての立ち位置がわからなくなり、所謂「ニューミュージック」から「ロック」な価値観に興味を示し始めた1989年頃、フルライヴレコーディングの新録盤Mah! Mah! Mah!』斎藤誠さんの音楽/ギターに出会いました。
そこからレンタルでさかのぼってみたり、『笑顔にご注意』の頃のライヴに行ってみたりと夢中だったわけですよ。その後の高橋幸宏ムーンライダーズカーネーションという趣味の変遷を見ると嘘のような本当の話。まぁ村田和人さんが好きだったというのもあるのですが。あ、これと同時期に平沢進さんにはまったりしていたので、趣味というのは本当にアテになりませんね。
実は斎藤誠さんの「ロックバンドで使うアコギ」の教則ヴィデオを買ったことがあり(後輩にかりパチされましたが)、ローコードの呪縛、名前のわかるコードの呪縛からボクを解き放って、現在の手抜きアコギのスタイルを確立するのに多大な影響を受けたのですよ(要は簡単なところだけ都合良く受け取ったのです)。
高橋健太郎氏のwebラジオに斎藤誠さんが出演しているのを聴いて、久しぶりにフツフツ来るものがありました。朝日美穂/斎藤誠ジョイント…観たいなあ…。
http://blog.livedoor.jp/memorylab/archives/13460162.html
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