交換の日

朝モス。
モスでSONYのサービスからの電話を受ける。14時を過ぎてからの来訪とのこと。
おかげでタイヤ作業の時間がとれた。

帰ってきてからまず1Fを冷やして玄関でポンプヘッドを交換。
と言っても旧ヘッドは昨日のうちに外していたので、ヒラメ横カムポンプヘッドをねじ込む作業。本体ホースの内径がどう見てもポンプヘッド接続部の外径(3段階の2)以下だったので、2段階目に少しかかったらOKかなくらいの目分量でねじ込み、先にはめておいた付属の金属ベルトを締め上げて固定。
さてここからが面倒くさいリムフラップ+チューブ+タイヤの取り付け作業。ぱぱっとリムフラップを取り付けた後、チューブ(PanaracerのR-Air)を軽くふくらませてタイヤ(ContinentalのGATORSKIN)でつつみこみリムにはめていく。まずは前輪。タイヤの向きの矢印を探しているうちに手順がおろそかになり、一気にはめようとして失敗。結局二度もタイヤレバーを使ってしまいました(先に片側をリムにはめてからチューブを包まなければならない)。
2度目(後輪)はさすがにうまくいきました。たたんだ状態では本当に23cなのか疑わしいようなRiBMo PTに比べたら可愛いものでありました。もちろん大汗をかいていたのですが。
ヒラメポンプヘッドは噂通りの優れもの。毎度空気を入れたあとにポンプヘッドを仏式チューブから引っこ抜くのが憂鬱だったのですが(繊細な仏式バルブは先を曲げるとおシャカなので、できうる限りまっすぐ抜かねばならない+旧ポンプヘッドはロックを解除してもパッキンががっちりバルブをくわえているので、思いっきり外すとスポークに手をしたたかに打ち付けることになるので)、ヒラメでは、カムレバーを開くだけで、ほとんど力をかけずに抜くことができるのです。もっと早く替えとけば良かった。
さて、通勤タイヤが初めてContinentalになりました。
緑と鈍色でまとまった深緑號に差し色のようにC社らしいオレンジが入るのも、また新鮮っすね。

昼食を摂ってダラダラしていると、SONYのサービスマンが来訪。何やら大きな箱を持ってきているので「持って帰る心づもりなのかな!?」とか思っていたのですが想像を超えていた。
症状を説明し再現してみると「お聞きしていた通りですね、メンテナンスモードで見て異常が記録されていないので、おそらく液晶の故障かと思われます、症状を聞いてそう思っていたので、新しい液晶と交換になります」とのこと。
「えっ!?」と思ったのですが、サービスマン氏はその場でTVを床に広げた緩衝キルティングの上に降ろして裏側ネジをテキパキと外して外装を剥ぎ、スピーカーユニットの結線を外し、線を止めている各所のビニールテープやメインボード(ファン一個にヒートシンク二個)とI/Oボード(HDMIや音声端子やB-CASが載っているボード)の結線を外して液晶裏から取り除く。液晶側にはあと2枚の基板がついていた。あとはベゼルと液晶ユニットを止めている金具とネジを外し、テープを剥がすと液晶ユニットが完全に分離された。
おそらくブラウン管では家庭でできなかったようなことが、薄型液晶ではものの20分ほどで簡単にできてしまうことに唖然。
サービスマン氏は故障液晶ユニットを先ほどの大きな箱の中の新品液晶ユニットと交換して、先ほどとは逆の手順で組み上げ、マザーと液晶のバージョンの整合をとるためにUSBメモリ経由でヴァージョンアップして作業は完了。
その場でモバイルプリンタで明細等を打ち出して帰って行った。いやあ、見事なお手並み。因みにメーカー保証期間中なのでこれが無料でした。「そもそも1年チョイで故障」とか思う人も多いとは思うのですが、もともと店頭展示品だったものなので、液晶が新品になったことだけでも結構ラッキーだなと思っているのでありました。