4府県をまたいで

朝5時頃に目が覚めました。
さもありなん、この連休中結構ゴロゴロしていたので、睡眠時間は結構足りていたんすよ。
さてパンを焼いたりコーヒーを淹れたりしながら出発の準備。ジャージは昨年から出番を待っていたPanasonicジャージ。アンダーシャツにアームガードをつけ、下はタイツという出で立ちでの出発でした。実は「出走」のエントリをした後にもなんやかやとしていたので、実際の出走は6:31でした。

今日のルート(往路) -alpslab-
Tm: 05:19:16
Dst: 126.55km
Av: 23.7km/h
Mx: 58.6km/h

清滝

外の空気はまだ少し冷たく、なかなか心拍も上がってこない。
さてまずは足に負担がかからないよう、調子を探るように少しずつ回転だけ上げてゆき、連休最終日の早朝故か珍しく車通りの少ないR163に出てからもしずしずと進んでいきました。
中野ランプでラップをスタートして登坂開始、今日は先も長いのでそんなに無理もせず…とか思っていたらあっという間にインナー×ロー。結局登坂タイムは15:18。それでもゼハゼハなりながらそのまま下りへ。いつもならなかなか本線に合流できないところが、今日はすんなり。北田原大橋交差点まで下りきっても、まだ軽く上半身に震えが残っておりました。

加茂へ

さてイモ山の2段登りを登った後は、木津までほぼ一気の下り道。
ここまでさぼりすぎたせいかなんだか足はあまり回らず、それでも気持ちよく下って、木津からは府道47号線に入ってまったりと流していくと木陰の涼しい空気と木津川河畔の荒涼とした雰囲気が対照的で、気持ちよく加茂までたどり着きました。
ここでLAWSONに入ってイートインで補給。

茶の里和束

LAWSONを出て北上、R163を少し東に入って府道5号にはいるとそこはひっそり閑とした世界。
後から「ジャッジャッ」と音が聞こえたかと思うと、すごいスピードで抜かしていくローディーさんがいるくらい、本当に人も車も少ない。和束のLAWSONから右の方へ上がっていく人が多いみたいだったんすが、こちらはひたすら府道5号を上がっていくことに。
周りはほとんど森林か茶畑か田植えがすんだばかりの田んぼ、川のせせらぎとカエルの「こころかっこころかっ」という声くらいしか音が聞こえない。
道はほとんど登りだと思っていたんすが、これが緩斜面なので、それほど意識せずに登っていけます。
湯船の森林公園を過ぎて斜面がきつくなったところで後から女性が追いぬいていきました。が、それほど体力が残っている様子ではなくダンシングがフラフラの様子。さらにLottoのジャージを着た人も抜いてこられて、京都/滋賀府県境が見えたところでスパートして一気に消えていきました。こちらもそれにあわせてシッティングのみでスパート、女性を抜いて府県境まで上がり、そこで止まって記念撮影。

Kyoto-Shiga Border
府県境にて

ここでウダウダしていると、次々と人が上がってこられました。どっかの店かチームの練習だったのかな。

陶都信楽

甲賀市に入ると後は下り基調。
R307に合流すると追い風に背を押されて一気に信楽駅に到着。
春の大陶器市とGWの最終日が重なって、結構な人出の中写真を撮ったり休憩したり。
思ったより足にきている感じではなかったので「このままR307→R422とかで琵琶湖見て帰ろうかなぁ」とか考えたりもしたのですが、久々の遠乗りだったので無理は禁物かな…と。とりあえず木津あたりまで戻ってから考えようかなと再び出発。

Shigaraki Fuji-Dana
信楽駅前の藤棚

もっとよく調べて、信楽高原鐵道に乗って…とかってのも楽しそうなんすが。

帰路、微ダウンヒル

10:17の信楽高原鐵道発車の合図を聞いて、こちらも出発準備。逆風のR307を引き返し、来た道を滋賀/京都県府境まで引き返します。そこからはR163合流まで20km程度ほぼダウンヒルといった感じの道が続きます。往路はひんやりしていた道も木陰以外では熱気も感じるような塩梅。いつも思うのですが勾配は登るよりも降りるときの方がより強く感じられますね。
とりあえず向かい風に頭を抑えられながらなので、それほどスピードが上がりすぎることもなく、茶畑と川のせせらぎを楽しみながらあっという間に和束のLAWSONに到着。

Wazuka
和束のLAWSON、向こうは茶畑

ここで補給&休憩してさらにR163合流点まで下りJR加茂まではあっという間。そのまままったりとJR木津まで。
この行程でほぼ「R163を登って清滝峠を越えて帰ろう」と腹が決まっておりました。

Climb Ev'ry Mountain

木津からの登り道も下りほど勾配を感じることもなく淡々と登っていきます。
そろそろ正午も過ぎ暑さも感じますが、さすがにクロスバイクで登るのとは違いまだまだ足も軽かったっすね。清滝手前に立ちはだかる直登&カーブ2段勾配のイモ山の登りはさすがに「キッツ〜」とか思いましたが、ヘロヘロになりながら登るとさすがに足全体にダルかったので、北田原大橋手前のファミマで補給&大休止。清滝の登りに備えます。
ロードで清滝奈良側を登るのは初めてなのですが、クロスでは足つき無しで登れたことがなかったので(たいがいヘロヘロになってから登っていたもので…)覚悟を決めて再スタート。実は奈良側とは言ったものの北田原大橋交差点を過ぎると登りが始まる前に大阪府四条畷市なんすよね。じっくりじっくり登っていきなんとかクリア。大阪側の平均勾配が7%くらいなのですが奈良側は4%程度なんすよね。

大阪

清滝ダウンヒルでは九十九折りで浮いていた砂にタイヤを取られそうになってヒヤリとしたりもしたのですが、そこからは集中。往路以上のスピードを記録してしまいました(^^;
降りてしまうと両足が既にヘロヘロになっているのを実感してしまいました。腱も縮んでいる感じが強かったので、走りながらストレッチ。家近く最後のコンビニで昼食を購入して14時前に帰宅。

今まで走った120kmと比べても疲れや痛みも少なく、「また行ってみたいな」と思わせるコースっすね。