十三峠

今まで三度挑戦しては諦めてきた十三峠駐車場への登頂、どうにか達成できました。
先週の豊能〜丹波篠山山岳ツーリングで「坂も登れるやん」とのぼせ上がっていた頭で、いつもの見つかりにくい大竹7交差点を探してウロウロ、そのままスタートしました。服装はクールメッシュ長Tに綿のTシャツ、背中にはリュック、サス付きクロスバイク、ボトルは忘れているとどうにも登るに向かない様相ではありましたが、高架のカーブ、正福寺前の大きなカーブを抜けて次の右カーブも過ぎ、東へ細かくうねりながら上っていく道までは何とか足つき無しで粘って、前回到達地点くらいまで到着。
「こっからこれ以上大変だったらどうしよう…」とか思っていたら、そのとおりでした。
平均勾配10%弱、距離4km弱(POLARのLAP読みで3.5km)ってのは思いの外大変で、先週培った自信がガラガラと崩れ落ちます。「次のカーブまで」「次のガードレールまで」とか粘って、ガードレールで体を支えてハァハァ言って停車、汗はボタボタ垂れるし、心拍数は下がらないし…。メーターを見てみても200mとか100m単位でしか上がっていかないことに愕然としながら何とか水呑地蔵尊看板近辺まで到着。「もう少し!!」の思いでクランクを何とか回していく。それでもキツイ。
何がキツイって、頭上にガードレールが見えること、頂上は近いはずなのに…と思う心を常に打ち砕かれます。
ようやく駐車場が見えてきた…からと言ってスパートする体力ももはや無く、ヘロヘロで駐車場に到着。ここをゴールに考えていたのですが、実は峠はもうちっと登ったところ、今日はこれくらいで勘弁しといてやりますよ。
絶好の夜景スポットとして知られているこの駐車場、河内〜大阪平野が一望できます。あと数時間もしたら夜景見物の車とかでいっぱいになることでしょう…。

しかし真の恐怖は帰りのダウンヒル…。行きにすれ違ったローディーさん達は華麗に流しておられましたが、無理無理…。斜度はキツイし道幅は狭いし、コーナーはタイトだしで、ブレーキ握りしめ、ペダルをガッチリ踏みつけて平均速度20km弱でガクガクブルブルしながら大竹7交差点まで何とか下りました。

帰路は平坦な18km程度の道のりなのですが、基本向かい風、ヒルクライムでガタガタになった足は回らず、ゆっくりと帰ってきましたよ。