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東京駅から九段まで、チゾルム街道牛だらけ

朝まで「SONY ステレオヘッドフォン MDR-7506」エイジング計画の為に『SUPER ZOO! (初回DVD付き初回限定生産)』を回し続けていたSONYのMP3対応CD Walkman D-NE1は出発前に満充電してきた為か、リモコンのバッテリインジケーターがひとつも減少することなく朝を迎えていました。そのスタミナっぷりに拍手!!
東京駅に着いたのは6:30am、すぐさま行動を開始する。要は「聖地巡礼」だ。
どうしても会場入りする前に九段会館と、その隣の大きなタマネギ付きドリフ&ビートルズの聖地を見ておきたかったんすよね。因みに出発前にmapfanで東京駅との位置関係は開くもバッチリ。と思っていたのですが、付いた場所を八重洲口だと思いこんでいたのが間違いの元。実際のバス降車場は東京駅北北東に位置すると思われる角あたりで、そこから北西へと思いこんで、実際にはだだっ広い駅構内を南下していたのでした。さすがに本当の八重洲口バスターミナルについて自分の間違えに気が付き、無事旧駅舎から脱出したのがなんと既に7:00amを過ぎた頃。とにかく一路大手町から九段を目指したのでした。
思ったのは「空が暗い」「寒い」ってこと。大阪城と違って柵のない江戸のお城のお堀で鳥を撮ったり水仙を撮りながらグルッと回り込んでいくと、緑色の大きな屋根の上に大きな金色のタマネギが見えるので思わず遙拝。とすると九段会館はもうすぐのはず。

お上りさんの江戸紀行 -九段から新宿へ

ほどなく九段会館前へとたどり着くと写真を撮る。


祭りの朝の九段会館
PENTAX *ist D / smc PENTAX FA16-45mmF4ED AL 焦点距離: 16mm / シャッター速度: 1/50sec / F値: F4.5 / ISO感度: 200 / EV0 / プログラムAE / マルチ測光 / DAYLIGHT / RAW / SILKYPIXで現像 / 撮影日時: 200412120747

実はこの時点で8:00amになっていないけど、朝飯も食べていない。けれどボクは歩き続けるのだ、西へ、西へと。次なる巡礼はカメラ屋の聖地(!?)新宿だ。距離があるのはわかっている、だってmapfanで事前に確認したから。
しかし九段の坂は長く、すぐそこにでっかい鳥居が見える。ドリフとビートルズの聖地では空手の選手権大会が行われているらしい。コンビニに入ってポケット地図を購入。さらにてくてく歩き続けて市ヶ谷あたり(8:30am頃)でさすがにお腹が減ったので、モスに入って無難にモスチーズのオニポテセットをたのむ。なんか学生がいっぱい試験勉強をしていたよ。さてここでようやく自分の荷物が重いことを実感。珍しく長っ尻を決め込んで9:00頃再出発。
防衛庁を過ぎたくらいのところで雨が降り出した。ちょうど曙橋駅の入り口が見えたので、電車に乗るのも考えたのですが、結局近くのコンビニへ入り傘を買ったのでした。機材をあんまりぬらすわけにも行かないしね。

新宿

新宿に着いたのはおよそ10:00am前頃、数件のカメラ屋と、イシバシ楽器の位置を確認して、駅南口方面に歩き続けるも土砂降り。西口方面まで行くとヨドバシ各店舗は10時開店らしく既に開いていた。ちょっと足を伸ばして都庁の写真を撮っていると、若い女の子に「スイマセン、学生の写真展をやっているのってここですか!?」と尋ねられる。こちらこそ大阪モノでスイマセンでした。
次にmapカメラさんをのぞきに行く。いつも楽天とかでしか見たこと無かったけど、こんな所やねんなぁとか冷やかしながら、再び3丁目方面へ。カメラ屋をのぞき、ビック方面をブラブラし、意を決してイシバシに飛び込む。そうだスタンドを買おう。
最初は軽量なTAMAのストレートスタンドを買おうかなと思っていると店員女子がやってきて「スタンドお探しですか?こちらなら安いですしソフトケースもホルダーも付属してますよ」と笑顔で話しかけてくる。実はかくかくしかじかのライヴ録音の為の背嚢が7kgを越えていて既に数回投げたくなったこと、これから秋葉をウロウロしようと思っていることなどを素直に伝えつつも、結局そのブームスタンドを購入する。箱や袋はいらないので、その場で処分してもらった。
さあ、準備は出来た、次は全国の○○○の聖地、秋葉原だ。

秋葉原

ここからは地下鉄を使う。ケータイの乗り換え検索は本当にお手軽だ。
乗り換えの四谷の立ち食いそばで、鴨なんそばを食べる。何でリュックを降ろせる店を選ばなかったのか自分でもよくわからない。
さらに、ブームスタンドのケースはとても安物でサイズが少し小さくて、ファスナーの止めた部分が勝手に外れて不格好な様相。治そうとするとなんと片方のレールから外れてしまった。しょうがないのでそのままひっつかんで秋葉へと向かい、駅ベンチで修理。直ったモノの、曙橋で購入した傘を落としたのを拾う気力もなく、回収し忘れてしまう(さようなら)。
荷物をロッカーに預けようと思いながら、特に意味もなく諦めて駅舎の外へ出た。秋葉は広かった。地図を見比べても、電気街の広さが日本橋のような通り沿い(+α)限定ではなく、平面的に広がっているのは予備知識として知っていたのだが、7kgのリュックとブームスタンドとカメラを担いで混み合う店へと入っていく気力が無く、無為に歩き回り、なすすべ無く疲れきってゆく。さらにPSP発売イヴェントなんかもやっていて、休日の通りにあふれ出している。そんな人々に背嚢を投げつけたくなるのだ。
これではイカンとcafeに入ってケーキセットをたのみ、TH55+SO505iS「ハードパンチャー」を書き込んでくつろぐ。本当はフカフカのイスがあるスタバとかが良かったんすが、いかんせん秋葉である。ちょっと小じゃれた店ながらイスは普通に木のイスだった。
そこで「もしかしてユウさんですか」といきなり男女二人連れに声をかけられる。「違うよ、わたしゃwacさんだ」とも言えないので、簡潔に「イイエ」と応える。どうやら初めて顔を合わせる人ばかりのオフのようで、何人かがワラワラと集まって他の店へと移動してゆく。件のユウさんは結局現れず、声をかけてきた人が店の人に色々伝言していた。
この店では長っ尻を決め込み15:00pm過ぎに再び夕刻の秋葉へ。
結局16:00過ぎまで時間は潰した。あとは九段会館がボクを待っている。