たまとクラプトン

食あたりしそうな取り合わせですが、今日購入した2枚…

セレクション『たま セレクション』 たま
ミー&Mr.ジョンソン『ミー&Mr.ジョンソン』エリック・クラプトン

たま単独のアルバムは実は今まで買ったことありませんでしたが、友部正人と彼の旧作をセルフ・カバー/共作した『けらいのひとりもいない王様』(ASIN:B00005EWKJ)は今でも好きな1枚です(余談になりますが友部正人はこの直後に『遠い国の日時計ASIN:B00005FE5Yのロックアルバムを、グルーバーズやブームなどを迎えて作っています、こっちもめちゃくちゃかっこいいっす)。これはよくある「レコード会社が作ったベスト・アルバム」って感じの一枚のようで、メジャーデビュー盤『さんだる』(ASIN:B00005EWKG)、2nd『ひるね』(ASIN:B00005EWKH)、3rd『キャベツ』(ASIN:B00005EWKI)の3枚およびシングルからのセレクションみたいっすね。バンドブームの寵児のような扱いを受けていた彼らもすでに解散してしまいましたが、あの時代にしっかりとアコースティックかつオリジナルな音を確立していたこと自体が素敵なことだなぁと思います。

で、クラプトン。
「たま」を持ってウロウロしているときから、店のBGMにかかっているのが気になってしようがなかったのですが、「やっぱコレってアレやよなぁ」と思いつつ徐々に徐々に近づいて手に取ってしまいました。一応ロバート・ジョンソンはベスト*1も持っているのですが(ロバート・ジョンソンについては雑文系サイトの雄『それきか』第76回「神々の杜撰」が詳しいです、できればロバート・ジョンソンを知っていた方がより楽しめます)アレです、某大阪G大の某音楽系サークルでのすり込みで、シンプルにBLUESをやっている人を無条件で尊敬してしまうんすよね…刷り込みみたいなもんで。一人で車で聴いてもそれほど燃えなかったりするんですが、店で聴くと疼くんすよね、ウズウズ。さらにクラプトンは今まで自分用には一枚も買ったこと無かったんすけどね(ええ、彼のクリーム時代のアルバムは学生時代友人に死ぬほど聴かされました、かっこいいっすよねぇ、ほんと)。で、カウンターに持っていって「今かかってるのコレっすよね」と確認して購入。
カウンターの兄ちゃんは「ええコレです」といいながら、差し出された2枚を見て、あからさまに変な顔をしたような気が…被害妄想かな。

*1:『コンプリート・レコーディングス』 ロバート・ジョンソン ASIN:B0001FAFMM