カーネーション・ライヴ「御堂筋横断」@BananaHall

開場直後にフラッと立ち寄った物販コーナーで発見した2枚。
一瞬「えっ!?LPジャケサイズの再発盤とかってあったっけ?」とか思って訊ねると、物販のおねいさんが「これ*1ねー、デッドすとっくなんですよ、。無くなり次第終了なので、ここでしか買えないと思いますよ〜」とのお言葉に「OKHOTSK PUNCH EP」と併せて即購入。
後のMCで、これらが直枝さんちで文字通り死蔵されていた「デッドストック(もしくは現物支給)」物品だったと知ってちょっと嬉しかったり。
閑話休題

御堂筋は渡らなかったけれど

別件の用事を途中で切り上げて、天満橋から30分で歩いて16:10過ぎにBanana Hallに到着。始めのうちは少なかったお客さんもあったいう間にいっぱいにふくれあがる。すぐに到着されたかきのきさんによると、整理番号1〜50は先行販売分(いっぱいまでは売れていなかった!?)、さらに50〜100はBananaの店売り分、wacが持っていた103番は一般販売分としては結構良い番号だったようで、いつもの場所を確保できましたよ。

さてライヴは各所で書かれているので詳しくは書きませんよ、例によって。

「愚か者、走る」が聴けたのは嬉しかったなあ。色んな思い出がフラッシュバックする時間がゆるーりととれるくらいのゆったりしたソロ。この曲って「からまわる世界」が大人になったような感じだなあ。
各所で同じことが書かれていますが、「シケイロスのように」はイントロの轟音ストロークからして、Neil Young「Like a Haricane」のカヴァーかと思いましたよ。そしてこのドメスティックな匂いのするメロディ・ラインを持ったロックが、まるで地を這う大蛇のようで危ない危ない。タイトでシャープな演奏だけが持ち味じゃないんすよねえ、本当。
「Angel」は矢部さんが豪快に間奏あけを間違えたようにきこえたんすが、アレはアレンジなんすか!?それとも盛り上がって感極まってしまったんすかね?その後笑いながらフィルを入れまくっていたようにもきこえたんすが。

さて2ndステージ、かぶりつきで観ることができて嬉しかったっすねえ。
アイコンタクトができない(背中合わせ)って言うのも大変かと思ったのですが、やっぱり緊張感が感じられて、それでもリラックスしていて観ていて楽しかったっす。

そしてもう一つのサプライズ、「マイ・フェイヴァリット・ボート」。歌えるんすよ、この曲はソラで。『エレキング』中ではかなりNeil Young濃度が高い一曲、今回は「Haricane宣言後初大阪」と言うことでそういう部分が出ているのかなあとか、妄想しながらひとりごち。
「パラダイス・エクスプレス」は良かったなあ。良い曲だなあ。

そしてアンコール。
直枝さん、腰大丈夫でしたでしょうか!?

*1:『Young Wise Man』LP / メトロトロンレコード