宵蛭子の京へ

宵蛭子

お茶を買うことを口実に宇治へ向かいました。が、宇治市街のどこがどうなのか全く下調べしていなかったので、結局そのまま京都市内に入って車を停めました。ほうじ茶と宇治茶を錦で仕入れて、焼き餅を食べて四条通に出ると、「♪商売繁盛で笹もってこ〜い!!」とかけ声が。八坂神社蛭子社の宵蛭子だそうで、思い切って駆け寄って、笹を一本もらいました。
大阪に住んでいて、日本橋が好きなのに、今宮戎十日戎には行ったこともありませんが…。まああれだ、うちの笹飾りは張り子の虎がついた道修町*1の神農さん*2でしたし。

寺町

四条の南側、パソコン街に初めて足を踏み入れました。こんな所なのね。

ウロウロ

再び車に戻って笹とお茶を置いて西へ。身を切るような寒空の下、漠然と「あー、帰りたくねーなー」とひたすらウロウロ。途中折り返して東へ。鴨川を越えて北上して二条を再び西進して、南下して…。寺町から外れた通りのカフェで、ズワイガニリングイネ・アラビアータを頂きました。んまかったっす。

迷子の車

「通ったことない道を」とか思っているうちにまじ迷い。久しぶりだけど慌てず騒がず地図を見て、自分の方向感覚を修正。昔から道に迷うの嫌いじゃないんすよ。とにかく車の隙間から寒気が侵入してくるのですが。
長岡でR171にのって、北大阪経由で帰宅。そういやこのルートならたいがい名神に乗るので、R171地道で帰るの初めてやなあ。
帰りにローソンでMZ-5に入っていたSINBI100を現像に、10日かかるんすね…。ローソンは同じイメージカラー「青」のコニミノ現像なんすよね。かといってファミマは「緑」のフジではなく「黄」のKodakのようっすが…。

*1:「どしょうまち」大阪淀屋橋と北浜の間にある東西の「通り」周辺、古くから薬問屋街として栄えていたそうな、現在でも大阪製薬業界の会社から薬問屋まで集まっておるそうな

*2:正式名称「少彦名神社-すくなひこなじんじゃ-」、主祭神は日本の薬祖神といわれる「少彦名命-すくなひこなのみこと-」アレです、大国主命の所に葉っぱに乗ってやってきた小さな神様にして知者、あれ?蛭子神と同体でしたっけ? 七福神伝承とはまた別で。この神社にまつられている中国の「神農氏-しんのうし-」の方がお社の名前として有名になってしまっているのが何ともアレですね。神農氏は中国の神話時代の統治者「三皇五帝」のうち「三皇」最後の神様、「薬王」とも呼ばれ、中国では「医薬、本草学、農耕」の祖としてあつかわれたりするらしい。