Auto-Marexar 135mm F2.8

昨日欲しかったモノに良い値段を出して下さったお店で発見したレンズは、「Auto-Marexar 135mm F2.8」というM42マウントのレンズ。「これどこのレンズっすか?」と訊ねると「日本製です」とのことでした。安かったし、M42マウントのレンズにも興味があったので、とにかく試しに買ってみることにしました。んが、そのお店がPENTAX謹製のマウントアダプターKを切らしていたので、ひとまずレンズを購入、マウントアダプターKは近所の店で改めて購入。その足でアジア飯屋さんに持ち込んで撮影と相成った訳なのです。
さて、帰ってGoogleで検索をかけてみたものの全然素性がわからない…。「まぁいいか、使えれば」とアダプタを介してマウントしてみたものの、真正面につんである箱にピントが合わない!!よく見てみると最短合焦距離値が1.8となっている…フィルム(CCD)面から18mmとか18cmでないことは明らかだし、単位を見てみると「meter」になってるし…。試しに体を後ろにそらしてみるとさっきの箱に何とか合焦する、1.8mか…。
んで色々試してみて、何となく了解したこと。

  • 良いなあと思ったところ
    • しっかりした金属鏡胴(シャッター反響音が金属質で心地良い!)
    • しっかり彫り込まれ墨入れされている印刷
    • スライド式フード内蔵
    • 絞りM/A切り替えスイッチ付き(Mモードで使うわけですが)
    • しっとりと重みのあるピントリング
    • 35mmフィルム換算200mm相当の焦点距離でF2.8の明るい大口径レンズ
  • ?なところ
    • スライド式のフードは小さくてロックするギミックがないので撮影中もスコスコ動く
    • 絞りリングを動かしているつもりでM/A切り替えスイッチを動かしてしまうことがある
    • ピントリングの稼働域がほぼ1周あるので、最短距離に合わせるのがめんどくさいこと
    • 200mm単焦点で1.8m以上離れなければならないので、マクロ的には使いにくい
    • なぜかすごく臭い(グリスの臭い?)

さて朝から撮影してきました。
ピント合わせられねえorz
本当なら三脚がいるのかな…。が、とにかく一回一回絞り込み測光を行うためにグリーンボタンを押すのを忘れないようにしないといけないので、結構気を遣います(ってフルマニュアルのカメラに比べれば極楽なのでしょうが)。MFのレンズにも慣れていかないと…。



PENTAX *ist D Auto-Marexar 135mm F2.8 中央重点測光 DAYLIGHT RAW
もちろんRAWにも撮影時データは記録されませんorz
さらにどこにピント来てるかわかりません…。もっとびしっと構えなければ。
タム90mmではMF中心で使っていたとはいえ、今までAFレンズばっか使っていたので、古いMFレンズについては勉強しなければならないことが多いっす。まぁ*ist Dならではの楽しみかもしれませんが。「こんどはもっと短いのも買ってみよう」とか気楽に思えるほど安いモノがあるM42レンズ、嗚呼。