タム90mmと

夕刻、春先出しっぱなしにして一部だめにしてしまったサンスベリア再生のために、消毒薬などを買いに行こうと思い立ち、さらに「どうせ外に出るならタム90mm*1と遠回り」とばかりに河原へ。
夕景などを撮りながら「どうせマクロレンズで撮るなら虫いないかなぁ」と薮に踏み込んだりしていたのですが、水路にカモ発見(調べてみたところカルガモのようっす)。たぶん河原の公園の憩いの場所として整備された浅い水路のようですが、周囲は草ぼうぼう水の中には藻が繁茂しっぱなし、誰かがそれを岸にうち捨てて、なんかえらい状態でしたが、この独り者のカモさんはのんきに藻にくちばしをつっこんでエサ漁り。こちらが近づくと逃げるものの、飛び去ったりはしませんでした。そういえばちょっと離れた菖蒲園でカルガモの親子が出るとかって数ヶ月前話題なっていたなぁ。
で、雲行きも怪しくなってくる中、もう一度背の低い薮を踏み踏み分け入ると、ようやく昆虫発見!! 久しぶりのトノサマバッタじゃないっすか!!そろっと離れて頭側に回り込む際見失いましたが…。
!と言う間にイトトンボ発見!! こいつは結構一所に止まってくれるので、練習とばかりに撮りまくり。



PENTAX *ist D TAMRON SP AF90mm F/2.8(272E) 1/125秒 F4.5 絞り優先 ISO400 EV0.0 スポット測光 DAYLIGHT RAW (トリミング)
横から見たイトトンボは本当に綺麗なのですが、眼差しに惹かれてあえて前から。

さらにキチキチバッタ(ショウリョウバッタの♂)もやってきました。見栄えの悪い褐色型でしたが気にせず寄る寄る。


PENTAX *ist D TAMRON SP AF90mm F/2.8(272E) 1/125秒 F5 プログラム ISO400 EV0.0 スポット測光 DAYLIGHT RAW
ショウリョウバッタは「精霊飛蝗」なんすかね?お盆の頃の虫だから?そういえば顔も細面で…。

そしてとうとう本日のお目当てにしてメインエベンターのカマキリ発見!! またもや褐色型で、しかも幼虫というおまけ付き。ま、秋の虫だしね。羽根になる袋が形成されていたところを見ると、あと1〜2回の脱皮で成虫になるんでしょうが。ただ此奴が逃げる逃げる!羽根がないからか威嚇体勢などはとらず、擬態も苦手なのかなかなか止まってくれなかったので苦労いたしました。


PENTAX *ist D TAMRON SP AF90mm F/2.8(272E) 1/250秒 F5.6 プログラム ISO400 EV0.0 スポット測光 DAYLIGHT RAW
多分チョウセンカマキリ(カマキリ)の♂、幼虫といえどハンターの風格有りっす。

と、ここで雷が鳴りだしたので、園芸店は後日に回して撤退。家に着いたと同時に凄まじい雨となったのでした。

*1:TAMRON 単焦点マクロレンズ SP AF90mm F2.8 Di MACRO 1:1 ペンタックス用 フルサイズ対応 272EP 「SP AF90 F/2.8 Di MACRO 1:1 272E (PK)」 TAMRON