飛んでけセミセミ
「シャーシャーシャーシャー五月蠅いちゅうねん!!」
と首筋に汗をかいて起きるのが夏の朝の正しい目ざめ。とはいえ、クマゼミさん、本当に五月蠅すぎますよ。これが8月にはいるとあっという間に消え去っていくんですが…。
緑の多いニュータウンで育ったもので、
「ニイニイゼミ→アブラゼミ→クマゼミ→ツクツクボウシ」
という、6月から始まる北大阪の夏の、美しい蝉合唱の移り変わりが当たり前のように聞けたのに、いつの間にかそれが崩れてしまって、いきなりクマゼミが鳴き始めてクマゼミで終わるような夏が普通になってしまっています(ちうかアブラゼミ、クマゼミに負けすぎ)。ニイニイゼミは初夏まで、アブラゼミは盆過ぎくらいまでいて、クマゼミは初夏で終わってとか、ニイニイゼミは素手でも捕りやすいとか、アブラゼミは団地の壁面によくとまっていたとか、クマゼミは高いところにいるけれど網に気付かないから捕りやすいとか、ツクツクボウシはなかなか捕れないよとか、25年ほど前の常識が通用しなくなってきてますね、最近は。
ヒグラシとかミンミンゼミとかは聞いたこと無かったっすよ、幼少時は。
と言うわけで朝から*ist Dでクマゼミを切り取りに行って参りました。後の桜にピントが行っているのはご愛敬と言うことで…。