Stephan Vanfleteren 「Flandrien」写真展@大阪国際交流センター

雨が続く。
夏頃から気になっていた写真展、明日で終わる…と言うことで今日こそ行こうと思っていたのだ。が、なかなか寝床から抜け出せず、気がついたら15時前になっていた。
慌ててクリーニングで洗濯物を回収して、車に飛び乗ってまずはモスで腹ごしらえ&雑誌読み。で、高速にのって上本町の大阪国際交流センターへ。
この建物に来るのもおそらく学生時代以来で、実に20年ぶりくらいではないかと。当時大阪G大音楽学科の学科長、ロベルト・ブリーゲン氏が「ベルギー・フランドル交流センター」の館長で、単位のために(!?)数度展示を見に来たり、ホールにガムランを聴きに来たり…。そんな思い出の建物、横の駐車場に車を停めると、銀杏の葉が色づき始めている。
センター自体は駅付近から少し離れた閑静な場所に建っていて、今でもきれいで落ち着いたたたずまいだった。「ベルギー・フランドル交流センター」は「フランダースセンター」となっていて、展示スペースには重厚なモノクロ写真の大きなパネルと、3台の自転車が展示されていた。

パリ〜ルーベやらロンド・ファン・フランデレンの中継で見た、あんな坂こんなパヴェ、沿道で応援する人々、カスクをかぶって力走する選手達、メルクス、ムーセウからジルベールボーネンまで、名前しか知らない選手から、現代のスター選手のパネルまで(や、まさに今ジロ・デ・ロンバルディアの放送でジルベールの名前が連呼されているのですが)、静かにじっくり見ていった。
EDDY MERCKX製の3台の自転車は、最近のQuick Stepモデル、息子アクセルがアテネ5輪で乗ったモデルやムーセウが乗ったスカンジウム製のバイク。近づいてまじまじと見せてもらいました。かっこいいなあ、またがってみたいなあなんて思いながら。

さて、その後は日本橋へ移動して、これもまたむちゃくちゃ久しぶりにdigitで仕事関係の買い物。
買い物後は雨の中なんさんの方まで歩いて行ってカフェでチャイとケーキをいただいて、ボーッとしてから帰宅。
家を出た時間を考えると、なかなかに充実した雨の日でした。