第7戦

今日も朝から11時頃まで業者が入って居たので在宅。
思ったより早く終わったので、すぐに用意を調えて車上の人となり、一路明石へ。
ずっと思っていたのですが、ナビに従って大蔵谷方面から回り込むより、若宮で降りて海岸線を走る方が気分も盛り上がるなあ。
正午頃、西側の新波止の最寄りパーキングに車を放り込んで、5分ほど歩くと船溜まりがあったのでとりあえず何かいないかのぞき込んでしゃくってみるも反応なし。波止近くの角に小メバルの群れがついていたので、ここでも数種類試してみたものの、全く追ってくる様子がなかったのであきらめて砂浜側のベランダから波止に出てみる。ベランダではエサ師さんたちが数人竿を出していたのですが、真下にでっかい根があって、その近くを通せば釣れそうな感じでしたが、自分の腕ではどんだけ根掛かりするのかと思うと怖くて竿を出せません。
南西角で南向きには全く人がいなかったので、とりあえずシュラッグミノーを数投してしゃくってみてアタリはあったもののフッキングに持ち込めず、じき根掛かりorz
他のワームでも色々試してみるも、あまりアタリが出ないので、ダウンショットリグに変更。アジマス2"でゆっくり引いてみると、竿先に来る程度にはアタリが出るものの、フッキングには持ち込めず。色々試行錯誤して活アジをセットして、ベランダ西側に数度放り込むと、コツコツとアタリ(潮が速く風も強かったので、7.5gのシンカーをつけていたのでわかりにくいんすよね)。軽く聞きアワセしてみると、久し忘れていたぶるぶると心地よい感触。
ワクワクしながら寄せてみると、細い!?白い!?キスかなんか!?とか思ったのですが、手元に来るとすべて勘違いだとわかる。今年のそしてCORTO GORTS-732L-Tの1stフィッシュは…クサフグでした。

それでもボウズ続きからようやく開放されてかなりホッとして、写真を撮って、フックを外して、手荒くリリース。
この前後から「日が陰ると寒いなあ」とか思っていたら、北西方向からむくむくと雪雲っぽいのが低く垂れ込めてきて、一気に冷え込んでくる。
ダウンショットリグを根掛かりでなくしたので、再びジグヘッドリグに替えて数投。風が強くなってきたので、船溜まりに戻る。こちらは先ほど大船団を組んで船が出て行ったためかいくらかすいている上、波止に囲まれているので風もほとんど感じない。が、こちらで投げ始めてすぐ霙が降り始め、そのうちボタボタと音を立てるほどの降りになってきた。あまりの寒さに納竿もやむなしと車に戻ることにする。

往路で見かけた行列のできていた明石焼き屋さん「今中」の列もなくなっていたので、一旦車に釣り具を放り込んで店に入ってみる。そう言えば釣りに行って、まともにお店で食うのって始めてだ。
待ちは店内に一組。店に入って、席に座って、注文して、食べるまでに30分ほどかかりました。出汁が一杯ついてるし、塩やソースなんかもあったけど、やっぱり出汁で食べるのが一番おいしかったっすね。

さて、店を出ると空がからっと晴れていたのでまたむずむずしてきて、結局いつものジェノバライン正面に移動。
前2回より海草が伸びていて、壁際のメバルが見えなくなっていたので、海草の近くにシュラッグミノーを通してみるとアタリがあったのでアワセる。ククッと小気味よい引きだったので「メバル!?」と浮かせると、赤くて細長い。「アイナメとかクジメ!?」と取り込んでよく見てみると顔つきとか鰭の透け方とかがどうにもアナハゼ。

今年はどうやら外道陣が遊んでくれる年になりそうだ。
2度ほどの根掛かりの後、暗さと風と寒さでリーダーを結べなくなったので、ここで納竿。
帰りの渋滞はオートクルーズコントロールで切り抜けて、買いものして帰ったのでした。