さくら

朝は雨が上がったあとにパン屋へカメラをぶら下げて。
この一年今の住所に住んで「良さそうだなあ」と当たりをつけていた桜の木を見て回る。
古い木が多いだけに、古い町であるだけに、すでに花がつかない枝を剪ってあったり、電線に絡まるようにつっかえるように伸びていたりするのですが、それもまた味。
薄寒い丘を巡り、ちょこっとだけ写真も撮りながら家に帰ったのでした。
夕方、買い出しに電車に乗り、いつもの駅で降りず、実家の駅まで乗って折り返すようにして桜を眺めて歩く。学生の頃とか飽きるほど歩いた道、桜はあの頃よりやっぱり大きくなっているなあ。
公園を抜け、ショッピングセンターで買いものして家路についたのでした。