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カーネーション『a Beautiful Day』発売20周年記念再現ライヴ@umeda AKASO

そんなこんなで仕事の最中「そういやカーネーションっていつやったっけ!?」とか思って調べたら、なんと今日。思わず「うぇっ!!」と声を上げてしまいました。なんて不届きな。10年前のオレとか20年前のオレとかに締めてもらうべきだ>今のオレ。
とりあえず18:30開場なら、家までダッシュで帰って、シャワーで一気に汗を流して、汗を止めつつ着替えて出て、梅田で発見して間に合うかなとか考える。iPhoneのコンビニ地図でセブンイレブンを探しておく。
…とプランニングしておいたおかげで19時前には会場に入ることが出来ました。
とりあえず下手に席を確保して、物販に引くと久しぶりの梯子さん。挨拶して7インチ付きツアーパンフとツアーT(緑)を買って。あとは席でコーラを飲んだりタブレットをいじったりしてダラダラと待つ。
客殿が落ちると音楽がかかるが、シナトラではない。
当時のライヴには行っていないのでわからないけど、当時の呼び出しの曲!?
メンバーは鳥羽さんと矢部さんが参加。ロベルトさんやら女声コーラス二人やら、キーボードはいつもの若いヤツって以外は、かなり当時の編成に忠実。
が、始まってしまえばどっぷり『a Beautiful Day』の世界。当時(1995年)の殺伐とした世相とか鬱屈した自分とかに思いをはせたり。
特に「It's a Beautiful Day」までの3曲は当時びっくりするほどポップで、FMでもガンガンかかっていて、職場の同僚とかを乗せた時にかけて「ああ、この曲知ってる、流行り物も聴くんやん」とか誤解されたりしたのを覚えている。直枝さんもほとんどハンドマイクとかアコギで歌っている。そういえば「ハンドマイクでは所在ない」みたいな話もなんかで読んだな。
ミックスはコンガの低音をもっと切って欲しかったなぁ。どうにもボコボコいいすぎて、矢部さんの独特なスネアワークを堪能しきれなかったのが残念。

様相が一変するのは黒い猫のメリーさんの歌「車の上のホーリーキャット」から。
ニールヤングっぽい?土臭いフォークロックなこの曲が当時一番ピンと来た気がする。
鈴木博文氏が当時雑誌連載(『ああ詩心、その綴りかた』)で「市民プール」について書いていた違和感の吐露について思い出したり。「市民プール」とかこんなにライヴで歌われる曲になるとか思わなかった。『EDO RIVER』と『a Beautiful Day』で「夏だ!カーネーションだ!」みたいな売り出し方もされたり。そう、このアルバムは当時の自分にはまぶしすぎたのだ。けど今聴くとそうでもない。というか、特に前半はつっかえつつもそらで歌える曲が多いのだ。なんでだろうなあ。
いわゆるB面の曲になると当時の違和感がよみがえってくる。そう「ポップでキャッチー」と言われたこのアルバム、B面はそうでもないんすよ(あくまでも個人的感想)。これって『EDO RIVER』後の3作に共通した感覚なんですが。
その中で棚谷Vo.曲「Hey Mama」の直枝Vo.ヴァージョンはすばらしかった。フェイクを多めに入れた感じで「ああ、この曲ってブルーズなんや」って再確認。妙に腑に落ちて笑えてしまったのでした。
さて、「世界の果てまでつれてってよ」でアルバムの再現を終了した後もノンストップで「ボーナストラック」に突入。「PARTY」とかライヴで初めて聴きました。
そこからは名曲だらけ、ええ、立ち上がりましたとも。「愛のさざなみ」もまた聴けて感涙。できればこのメンバーで「ロックゾンビ」とかやって欲しかったのですが、当時の再現も兼ねているとかで選曲から外れたのは残念。
アンコールでも耳なじみのある「市民プール」のアコースティックヴァージョンとか。
夜の煙突で飛び終わったあとはの度が痛い感じで、サイン会は見送って帰途につきました。

いい夜でした。
ちゃんと行けてよかった。
これを糧に生きていける。

とか感傷に浸っていたら、客引きのお姉ちゃんに「メガネ割引ありますよ」とか言われて、なんか持って行かれた感。や、直帰しましたけどね。