余呉湖へ

朝から珈琲屋でモーニング。
『行ける。関西の絶景』というムックを開いていろんな写真を眺めているうちに目にとまったのは余呉湖。
漠然と『琵琶湖方面にドライブにでも行こうかな』と思っていたのですが、余呉湖とか、カブスカウトの冬期舎営以来30年以上行っていない。覚えているのは一面銀世界の中たたずんでいた「国民宿舎余呉湖荘」のおぼろげなイメージくらい。
と言うわけで乗って来たLEVORGでそのまま高速に乗っかって、一路余呉湖へ。
あまり混んでいない名神高速に乗っかると、そこからはクルーズコントールを駆使して、極楽なドライブ。
それほど疲れてはいなかったものの、大津SCで休憩。
写真を撮ったり叶匠壽庵でまんじゅうを食べたり。
その後はぐるっと琵琶湖を半周回り込んで木之本インターで高速を降り、少し回り込むと余呉湖が見えた。

新緑に抱かれた余呉湖の北側にLEVORGを停め、しばし写真撮影をした後、やおらトランクに放り込みっぱなしになっていたbd-1を組み立てて「とりあえず一周回ってみよう」とか。「びわいち(琵琶湖一周の俗称)」ならぬ「よごいち」やなあとか独りごちて。
とりあえず小さな湖なのでスピードとかどうでもいいやと思ってα7R + smc PENTAX-L 43mm F1.9 Specialで鉄道や桟橋やらの写真を撮りながら逆時計回りに1/4周ほど回ると、そこには無情にも通行止めの看板が。しょうがないので湖沿いのダートを適当に走ってもと来た場所に戻り、改めて時計回りで回ってみる。
途中、デイキャンプを張っているような気楽なハイカーさんたちがたくさんいたりする中をゆったりとbd-1で回る。琵琶湖から水が流れ込んでいるところで、急に水が臭かったりしたので「そっか、この湖って臭くないんや」とあらためて気がついたり。
そんなこんなで、南端付近で廃屋を発見。「記憶の中の余呉湖荘と違うなぁ…」といろんな角度から眺めてみたのですがやっぱりしっくりこない。よく見ると、隣にもう一軒やはりチェーンを張ったままの建物があって、そちらが余呉湖荘でした。当時、駅からここまで湖半周どうやって移動してきたのかとか全く思い出せなかったのですが、建物の向かって右端にある広間っぽいところでスタンツをしたなぁとか、そりを作っていったっけ…とかなんとなく思い出してみたり。
見てみると、周回道路は余呉湖荘あたりで通行止めの看板が出ていたので、今日のところはここで終点。更に近くには賤ヶ岳への登山道があるのがわかったり、当時聞いていながら理解していなかったことが頭の中で組み上がっていくのを感じました。
その場で休憩しつつ余呉湖荘の現在を調べてみるとH25年の秋で閉館していることがわかって、ちょっとしんみりしたり。
さて、休憩を終わって引きかエイしつつ写真を撮って、飯を食うところを探していたのですが、結局そこいらで食べるのはやめにして、bd-1をLEVORGに積み込んで再び車上の人となる。

琵琶湖を反時計回りに湖西に出て帰ろうとか思ったのですが、一つ交差点を間違えて、結局湖北からさざなみ街道に入って、彦根あたりの慢性渋滞に引っかかってうんざりしたので、彦根から高速に入り、帰りも再び大津SCに寄って、マクドで遅い昼食を摂って帰ったのでした。