CARNATION Winter Tour 2014「Something New」@umeda AKASO

AKASOの前に着いたのは16:30過ぎくらい。
チラホラと人はいてたけど、まだ10人も来ていない感じ。
が、そのあとは続々とやってくる。かきのきさんもやってこられる。
話をしているうちに客入れが始まった。今回はB2番ということで、一般発売一桁とか、ぴあのプレリザーブすげえ。中に入ると前はスタンディング、後ろはテーブル席という感じだったので、テーブル席を確保してしまうあたりに歳を感じてしまう。
そこから一時間。物販でスウェットを購入したあとは、梅酒のソーダ割りをチビチビ飲みながら、iPhone相手に時間をつぶす。

客入れのBGMもDJとかではなく、意外にポップな感じの選曲。
オープニングの「Strangers in the Night」でメンバー+サポートの二人が登場。
以下、曲などについて。
「Super Zoo」で始まるあたり、やはり意識してはったのかな?
2曲目で名曲「Superman」。ここで「もとはとれた」と思えるぐらいの名演だった。
「OOH! BABY」、イントロのギターリフから淡々としたAメロ、希望に満ちたBメロ、そしてあの切ないサビへの流れはいつ聴いてもやられる。
数曲の新曲の中では特に「アダムスキー」にカーネーションらしいマジックを感じた。
うどん兄弟に楽曲提供した「立入禁止」のセルフカバーも良かった。曲は紛う事なき直枝メロディー。でもそれに女の子の詞がのって、ごついおっさんが歌うというギャップに大笑い。というか、良い曲だなぁ。ここで改めて「あえて酒とか煙草は歌詞に出さないカーネーション」というポリシーみたいなことを初めて聞いた。なんだか目から鱗というか、いろんなことがぼとぼとと腑に落ちた。や、「カーネーション版の歌詞を書きましょうか」と提案されて「どんな?」と聞き返されて「ビールとか〜とか」って言われたそうで。
フェスで共演した森高さんの話しにちなんでの「はだかにはさせない」も良かった。ギターの音がごっつくて、『エレキング』っぽさがいや増して、これもすんばらしかった。
「レオナルド」も久々に聴いたなぁ。たまらんす。
カーネーションのマジックと言えば「REAL MAN」この曲ってあえて直枝さんの一番おいしい音域をほとんど使わず、サビなどは淡々としたトーンなのに異常に感情を揺さぶられてしまう。
「EDO RIVER」もそう。
「BEAUTIFUL DAY」も良いなぁ。
「夜の煙突」、スニーカーっていかに跳ねやすいのかがよくわかった。ブーツで跳び続けるとふくらはぎにダメージが蓄積するすねぇ。

客の年齢層が上がり、客層の落ち着きが増し、集客はここ10年で落ちてきたような気もするけど、カーネーションはまだまだ大丈夫。この先もかっこよいロックバンドであり続けて欲しいなと思ったのでした。