ふたつのさくせん

朝からモス。
とある支払いを今日済ませておこうと思い振込用紙を探していたのだけれど、どうにも用紙が見つからないので、あきらめてモスへ。
帰りには近所のパン屋で昼飯を調達。
しばらくして昼を食べたところで、昼からの活動を思う。

iPhone回収作戦

実は昨日、職場にiPhoneを忘れてきたのだ。
そのことはiCloudの「iPhoneを探す」昨日で確認済みだったので、二日間ほっとくのもアレだなあと漠然と回収するつもりでいたのだ。ただ、今日はできればシルベストへ行って諸々の調整をお願いしたいと思っていたので「シルベストが先か、iPhoneが先か、それとも職場まで車で行って帰って自転車でシルベストへ行くか」とか色々と考えているうちに面倒くさくなって、自転車装を整えて、バッグにLXとRX100M2を放り込んでまずは職場にiPhoneを回収にむかうことにする。
勝手知ったる通勤路、荷物はいつもより軽く、おまけに走っている自転車も少なく気分も軽い。「ああ、出勤時の自転車はなんとストレスの多いことか」とか嘆息しながら、気楽に自転車を進めていく。所々で道を抜ける風が強い。
職場近くで炭酸ポンジュースを買って「誰か出勤しているだろう」くらいの気軽さで職場に潜り込むと、案の定開いていたので自分の机へ。
iPhoneと、これも案の定机の上に放り出してあった振込用紙を回収し、ジュースを飲んで職場をあとにする。一旦ヘルメットを忘れそうになったのは秘密だ。

深緑號調整作戦

続いて通勤路を途中までたどり、豊里大橋のたもとから淀川の堤防に入り河畔を下る。堤防上は問題なかったのだが、城北大橋をくぐり、堤防を降りる途中から道が乾いた泥で真っ白だった。グリップを失わないように慎重に降り、あとは快走。グリップは特に問題なかった、と言うか追い風が強く、30km/hオーバーで走ってもほとんど風を感じないくらいにペダルが軽い。
しかし景色はいつもと違い、道は白く、左右に堆積物が多く残っている。特に毛馬閘門の手前では、大きな流木やゴミなどを左右に集積している最中で、先日の台風の惨禍を改めて思い知らされた。
毛馬で再び堤防を上って川沿いの道に降り、中津から十三大橋をくぐったところで福島へ。JR及び阪神の福島駅過ぎで路地に入りR2からシルベストへはすぐだ。
数台の自転車がドック入りしているのを見ながらディレイラーの調整とハンドル高を一段(5mm)下げること、ブラケットの位置調整などをお願いする。混み合っていたようだが意外に早く調整に入っておられたので一安心。店内を見回っているとほどなく呼ばれた。ディレイラーは幸いシフトケーブルの調整だけで済んだ。ブラケット位置は伝達がなかったのか手つかずだったので、その場で直してもらえた。コラムスペーサーが一枚上に出た姿は地味ながらなかなかに新鮮だ。
さらに色々立ち話。5月に組み直してもらったリアホイールのフレ取りも追加でお願いしてしまった。これだけやってもらったのに「うちで組んだ自転車ですよね、これくらいの調整やったら無料ですよ」とのこと。ありがたいなあ。

against

帰りは福島の町並みを適当に抜けているうちに海老江中の交差点に出たのでそこからR2を北上。淀川を渡り歌島橋の五叉路を抜けて神崎大橋南詰からなにわ自転車道に入る。そこは逆風が絶え間なく吹き抜ける修行の場だったのでした。
堤防から河畔に降りて、しばらくは道もきれいで「ああ、神崎川は淀川からの分岐で流入量が調整されていたのかな」とか思っていたら、阪神高速を抜けたあたりで道が川に近づくと途端に乾いた泥の道になる。まあそんなことにかかわらず逆風がひどいので、あえぐようにクランクを回し続けるわけだったのですが。
その修行のような状況を楽しみつつ、江の木橋が近づいてきたので堤防を上がり、江の木橋を渡って逆風の巷を抜け、路地を抜けて通勤路へ復帰。コンビニでようやく一息つく。
とりあえず振り込みを済ませて、紅茶と惣菜を買う。表で紅茶を一気に飲み干し、家路をたどる。
帰宅後すぐに風呂を沸かしたのですが、これが最高だったわけですよ。
とりあえず40km超を走ったのは久しぶり。以前は通勤で毎日走っていた距離なのに、今日は間に座って休むこともなかったせいもあるけれど、そして追い風と逆風に翻弄され、なかなかに疲れました。
5mm下ろしたハンドル慣れていかなくちゃ。