「インカ帝国展」を見て来た

昨日、ほどよく寄った帰り道。「インカ帝国展」のポスターを駅で見つけた。
「明日か明後日にでも行こうかな」と思いついた。
朝からモスで朝食を摂って帰ってきて、用意して昼頃に電車で出かける。
そういえば引っ越してそろそろ一年、京都に出るのは久しぶりなのだけれど、前の家からなら京阪で出ていたのだけど、阪急で京都というのもかなり久しぶりなのだろうなあとか考えながら、ぼんやりと電書を読んでいく。特急を待つのが面倒くさかったので、準急で行くと、徐々に人は減っていってくれた。
京都に近づくにつれ柔らかな日射しが減っていき、空はどんより曇っていった。
カラスまで折り、京都文化博物館までフラフラ歩く。おそらく京都は昨年正月以来なのだけれど、気がつくと細い通りや筋にまで自転車通行帯のペイントが引いてあった。前来た時にはないところしか見てなかったのか気がつかなかったのか、はたまた新しい物なのか、歩行者通行帯ペイントの外側に、赤で左右に交差点では進行方向の矢印もわかりやすく着けて引いてある。「これはいいなあ」と思ったのだけれど、道が狭い上に路上駐車が多く、土曜なので観光客も多い上に、ペイントの意味を考えていない日と&自転車が多かったので、あまり実効力はない感じだったのが残念でした。

さて「インカ帝国展」。
4Fと3Fの特別展だったのですが、説明書きも濃く、読んで展示物を眺めるだけでもかなり楽しめました。昔はあんなに苦手だったミイラとかを抵抗なく眺められるようになったのは、歳をとったからなのか想像力がこなれてしまったからなのか。子どもの頃、民族博物館で見た干し首とかは、本当にしばらく夢にまで出てくるくらい強烈な印象だったのだけれどなあ。
最後にミニシアターで3Dでのマチュピチュの映像を観る。
「3Dなんて」とか思っていたけれど、今までこういう展覧会とかで観た3D映像の中ではかなり良くできていたのではないかな?技術の進歩ってすごいなあ。とか。
特別展の後はショップで手ぬぐいを買って、常設展も流し観て、1Fに降りて別館へ出て、別館の展示もぼんやり眺める。
外へ出ると少し雨粒。
大阪では夕方からの予報だったので、傘は持ってきていなかったので、そのまま歩き出す。
ぶらぶらと回り道しながらFlektogon 35mm F2.8 + M42 tilt adapterをつけたNEX-5で写真とかも撮ってみる。
烏丸あたりでマクドに入って遅い昼食を摂る。ああ、今日はハンバーガー漬けだなあ。
帰りも阪急で。
家に帰り着いたのは19時過ぎくらいだったのでした。