過ぎたるは

朝方ロードを回送してバスで戻る。
駅までの十数分うつらうつら。終点ひとつ前で起きて降りてマクドでモーニング。バスを乗り換えて家に戻ると、玄関口にクーラー取り外しの業者が来ていたので入ってもらい、こちらもまたもや作業に取りかかる。
ほどなくしてクーラーの取り外しは終わる。
その後一人で作業するが終わりは見えない。昼前に引っ越し業者から「3時間ほど遅れる」旨電話が入る。少し気が抜けるがそれでもまだ作業は山ほどある。結局引っ越し業者が着いてもまだ全然作業は終わっていなくて唖然とされた。

そう、オレには計画性などないのだ。

業者は大物を積み込み、すでに箱詰めが終わっている荷物を詰め込み、こちらが躍起になって詰め込んだ段ボールをかっさらうようにして積み込んでゆく。こちらなため込んできたいろんなモノを断腸の思いでゴミ袋に放り込みつつなので、どうしても作業が遅い。

結局作業は終了せず、「そろそろトラックもいっぱいなので」というあたりで止め、来ておられた大家さんに「搬送後もう一回戻ってきて作業する」旨お願いして新居へ向かうことと相成った。
新居ではこちらはほぼ指示のみで、業者は二人でてきぱきと運んでゆく。すごいなあ等と感心しつつ、陽が完全に落ちたあたりで作業は終了。

こちらはそれで追われるわけでもなく、再び車上の人となり途中でコンビニで食糧を買い込み旧宅へ戻る。
金曜日の朝からこの土曜日の夜まで寝たのはバス内での10数分のみだが、脳からいろんな物質が吹き出ているのか「軽く疲れた」という実感はあるのだが、それほど眠くもない。
ほとんど何もなくなり、パソコンラックやらメタルラックやらをばらす作業音が部屋に響き渡るので、できるだけ音を立てないように気をつける。
解体やら仕分けやら箱詰めやらの区切りがついたのは結局未明2時過ぎ。

新居への帰り道はさすがにスピードを上げることもできず、寝付いたのは3時過ぎだったのでした。